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『グリーン ブック』
- 2019/03/01(Fri) -
『グリーンブック』が、アカデミー作品賞を受賞しましたが、この映画について、私はよく知りませんでした。
私の興味はもちろん、『ボヘミアン・ラプソディー』が何賞を受賞するかという、その点だけでした。

残念ながら作品賞は逃しましたが、ボヘミアンは主演男優賞などの4部門を受賞したので、一応満足です。

しかしそのボヘミアンに作品賞を受賞させなかったグリーン ブックは、やはり観ておかなけれなまりません。
ちょうど今日がその封切り日。というわけで、今朝の第1回上映を観に行ってきました。好きですね。

もちろん内容については、ネタバレになるので書きませんが、まあ良かった。しっとりと心にしみました。
日本人にはやや縁遠いテーマのようであっても、意識の底に通じるものは万国共通です。

スパイもテロリストも異星人も出てこないので、必ずしも映画館の大画面で観る必要はないかもしれません。
あ、そうそう、ボヘミアンのような音楽モノも、大画面・大音響がいいですね。じゃあグリーン ブックも?

鑑賞後、帰宅してネットを見てみたら、この映画の作品賞受賞には批判的な意見が多いことに驚きました。
観る前には、ネット記事は一切読まないで出かけたので、そのようなことはまったく知りませんでした。

詳細をぼかして書くので意味不明かもしれませんが、私はそのような批判的な気持ちにはなれません。
多くは「特殊な状況を描いただけだ」みたいな意見です。別の言い方だと「んなことあるかい」でしょうか。

でも私は、その意見は的外れだと思います。そもそも映画なんてのは、特殊な状況だからこそ描くのです。
誰もが普通に経験する当たり前の日常なんて、「それは描かんのよ」です。わざわざ映画にしないのです。

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