医薬部外品問題
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- 2019/03/12(Tue) -
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何年も前から、場合によっては子どもの頃から、ずっと疑問に感じていていることって、ありますよね。
その特徴を考えてみると、 ・学校で習うとか、大人になれば自然とわかるという性質のものではない ・気になって仕方がないから調べよう、と思うほどの緊急性も必要性も感じない ところが近年、ていうかだいぶ前から、ネット検索という強力な武器が出現し、疑問解決を容易にしています。 なので、いまだに未解決の疑問の特徴を考えてみると、(次のスライドをお願いします)のいずれかです。 (1)あれこれ工夫して検索しても、どうしても的確な答が見つからない(難問) (2)ググるのも面倒に思えるほど、その疑問を解決する必要性を感じない(愚問) (3)ネット検索ごときで簡単には解決したくない たとえば前に書いた「ロール・ベール・ラップ・サイロ」は、安易な解決を望まない、まさしく(3)でした。 さて今日は「医薬部外品」です。その概念はわかります。「医薬品」と「化粧品」の中間なんでしょう? ただ私の疑問は、どこで区切るのか、という点です。「医薬・部外品」なのか、「医薬部・外品」なのか。 この数十年間、折に触れて頭をもたげたものの、なんとか自力で答を導きたくて、悩み続けてきた疑問です。 いや、ウソです。(3)ではなくて多分(2)ですね。医薬・部外品でも医薬部・外品でも、どっちでもいい。 ところが長年そう思ってきたのに、今日突然、この問題を今すぐに解決せねばならない気分になりました。 悔しいですがこういう時、薬学部の先生に尋ねたり図書館に行くのではなく、まず頼るのはグーグル先生です。 「医薬 部外品です。薬では無いですよ〜という意味なので」 「医薬で区切るのがすっきりでしょう。医薬部なんてクラブ聞いたこともないし(以下略)」 すみません。怖いもの見たさに「YAHOO! 知恵袋」を覗いてみたら、このような軽快な回答集でした。 がしかし、知恵袋を笑ってはおれません。「医薬部外品区切り問題」は意外なほどの難問(1)だったのです。 業界や官公庁のサイトもあちこち見ましたが、区切り位置について解説してくれるものではありませんでした。 やむを得ず、最終手段に打って出ました。「独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)」に電話です。 「医薬品、医薬部外品、化粧品に関するご質問」を受け付けている部署の担当者の回答は、こうでした。 「医薬部外品で1つの言葉なんですが、しいて言えば、医薬で区切るんでしょうかね」←ほぼほぼ知恵袋と同じ
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