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ハクビシン
- 2019/03/13(Wed) -
「ハクビシン」や「アライグマ」が民家の天井裏に棲みついたといった報道を、最近よく聞きます。
それらの動物はしばしば、都会のど真ん中で見つかったりするので、たぶん、日本中に居るのでしょう。

ハクビシンの顔は、鼻筋が白いのが特徴ですね。漢字で「白鼻芯」と書くだけの事はあります。
アライグマはその反対に、鼻筋が黒い。
前者は「ジャコウネコ」の仲間で大きく括ればネコの仲間、後者はクマの仲間で大きく括ればイヌの仲間。
両者の顔つきは、遠目にはよく似ていますが、じっくり見るとたしかにだいぶ違います。

ジャコウネコと聞けば、連想するのは「麝香(じゃこう)」。「大黒屋」が密輸していた「ご禁制品」です。
でもよく調べてみたら、本来の麝香の原料は、「ジャコウジカ」の「麝香嚢」なんですね。
ジャコウネコやジャコウアゲハも麝香と似た匂いを放つそうですが、嗅いだことないので違いはわかりません。

麝香は「ムスク(musk)」とも言い、「マスクメロン(muskmelon)」もその香りにちなんだ名称だとか。
そうか「maskmelon」じゃないのか。いま知った。
でも、ハクビシンの別名が「Masked musang(マスクを着けたジャコウネコ)」というのはまた奇遇。

動物から放たれる本来は「臭い物質」が、ほどよく希釈されると香料になるというのは、面白い話です。
たぶん、どのような悪臭もそうなのでしょう。
そしてまた、同じ匂いを悪臭と感じるか、かぐわしいと思うかには、個人差が大きいですよね。
発酵食品などがその代表例でしょう。
私はどちらかと言えば、悪臭閾値が低い(=悪臭に弱い)方です。なので台湾の「臭豆腐」なんて絶対無理。

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