社会保険の調査
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- 2019/04/05(Fri) -
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「健康保険及び厚生年金保険被保険者の資格・報酬等の調査実施について」という通知が届きました。
3月中旬ごろ受け取ったこの通知の、4月4日(木)14時に来てください、という無理目な要求に驚きました。 すぐに電話して、翌日の5日(金)が休診日なので、その日に変更してもらいました。つまり今日です。 熊本東年金事務所に着くと、担当者が現れました。優しそうな、ごく普通の女性事務員、って感じの方。 しかし、強い権限を持つお役人の、礼儀正しい温和な態度に油断してはならぬことは、後になってわかります。 私が持参した以下の書類を、担当者がひとつずつチェックしていく流れでした。 (1)事業所の概況・未加入者の就労状況表:未加入者全員の労働時間をチェックして「OKですね」と終了。 (2)法人番号指定通知書のコピー:指定番号を別の資料と照合。「はい」で終わり。 (3)就業規則:数十ページありますが、「ふんふん」と全ページをめくり終わって終了。 (4)労働者名簿:年金事務所の資料と一人ずつ照合。見てるのは名前と生年月日ぐらい?のハイスピード。 (5)給与の源泉徴収税領収証書:カード納付なので領収書の代わりとなる資料を提出。「はい」で即終了。 (6)社会保険関係綴:11年分を全部持参したので、少し驚かれました。2年分でいいですよ、と笑って終了。 さて、あっという間に終了するんじゃないの、楽勝じゃん、と思ってたら、最後の資料で問題が発覚しました。 (7)賃金台帳 担当の方は、過去2年分の月々の支給額を細かくチェックし、電卓を叩き、別の資料と照合したりしてます。 そして「被保険者報酬月額変更届の提出が必要ですね」と。つまり、追加の保険料を払えというわけです。 一部の職員で昇給後にたまたま残業も多かったためか、従前の「標準報酬月額」と2等級の差が出たようです。 こういうところは、労務を社労士に委託していないと、どうしても漏れやすい部分かもしれません。 年金事務所からの帰り道に、建設中の熊本市民病院を見ました。なんか作りがデカイ。立派な病院ですね。 しかし、実力のある中堅・若手医師が十分に揃うのか、それがいちばん心配。建物よりも中身ですから。
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