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日本紅斑熱
- 2019/05/16(Thu) -
天草市で、マダニに噛まれて「日本紅斑熱」を発症した女性が亡くなったそうです。
マダニが関与する病気では、数年前に「SFTS」が問題になりましたが、昔からあるのが日本紅斑熱です。

SFTSはマダニが媒介するウイルス感染症ですが、日本紅斑熱の病原体は「リケッチア」です。
そしてリケッチアによる感染症と言えば、この日本紅斑熱と発疹チフスとツツガムシ病が有名どころですね。

子どもの頃、百科事典のあちこちを眺めるのが好きでしたが、とくに病気の項目をよく読みあさっていました。
当時(昭和40年代前半)の私(小学生)が興味を持った病気といえば、やはり伝染病です。
原因となる病原体があり、もしくは原因不明で、独特の病状経過をたどり、人にうつるので恐れられます。

昔は、多くの薬害や公害が当初は伝染病と疑われたりして、隔離や差別につながった歴史があります。
しかしその反対に、原因不明の風土病が、特定の病原体による感染症であることが判明したケースもあります。

伝染病の原因究明と治療法開発の苦労が描かれた科学読み物や医学者の伝記などは、たくさん読みました。
そうそう、Wikipediaをあまり好評価するのもナンですが、「日本住血吸虫症」の項は力作。よく書けてます。

熊本地震よりも前、私は豊後街道の痕跡を辿るべく、自転車で阿蘇の山中をバカみたいによく走ったものです。
現在豊後街道だとされている舗装道路は、実際には本来の豊後街道(旧道)とは少しズレています。
とくに阿蘇山中の旧道は、今では痕跡だけが残っているけもの道。その薄暗い道を進むのもまた楽しいのです。

石ころや滑りやすい落ち葉やコケや木の枝に注意しながら、時に転倒しつつ、マウンテンバイクで走ります。
でもあの時、露出したスネや腕や頭にマダニが取り付かなくて良かったと、後になって胸をなで下ろしました。
SFTSの話を聞いて以来、私は森には入らなくなりました。今ではサイクリング自体をほとんどしていません。
仕方ないこととはいえ、感染症やケガを恐れれば恐れるほど、冒険っぽいことができなくなりますね。

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