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運転と高齢者
- 2019/05/20(Mon) -
池袋の母子死亡交通事故の加害者の「元院長」が、入院していた病院から退院する姿が報じられました。
上級国民だから逮捕されないのか、などと批判されていた方ですが、私としてはすっかりトーンダウンです。
元院長のあのひどくおぼつかない足取りを見たら、もう逮捕しなくていいです、って言いたくなりました。

ただし、あの状態でよく運転できていたものだ、運転が許されていたものだと、そっちの方ですよね、問題は。

ご本人は「ブレーキが利かなかった」と言ってますが、適切なペダル操作ができていたのかは、ちょっと疑問。
あの歩きぶりを見てしまうと、どうしても疑いの目になってしまいます。さて、真実はいかに。

自動車には人間の何百倍もの力があり、それを我々はわずかな右足の力で軽々とコントロールしています。
ブレーキもハンドルも、もはや運転者の脚力や腕力とはほぼ無関係に、容易に制御することができます。

運転操作に必要な筋力はどんどん小さくなり、その反対に車のパワーはどんどん大きくなります。
そのギャップ、すなわち人の力の増幅度が大きくなればなるほど、わずかなミスが大きな影響をもたらします。

筋力と反射神経と判断力が低下しても、今の車は易々と運転できてしまい、ある意味、凶器となり得ます。
今回の事故はその典型的な事例であり、大きな問題提起となりました。免許の自主返納も増えているとのこと。

たしかに高齢者の運転を制限することも大事ですが、急病や不可抗力による運転操作ミスだって起きるはず。
これからの時代、車自体の安全機構を充実・高度化する方向こそが、本筋でしょう。
自動運転車が普及する時代には、今回のような悲劇は起きなくなるのだろうと期待します。

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