免許証不携帯
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- 2020/01/08(Wed) -
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ANAの機長が「免許証不携帯」だったため、乗務予定便が欠航するという不祥事が年末にありました。
羽田–福岡便の運航中に不携帯が発覚、次の福岡–伊丹便に乗務できず、乗員繰りもつかなかったようです。 最初の便に、免許証不携帯で乗務できた点も問題ですが、杓子定規に欠航にしたのもどうかと思います。 免許証を携帯していなくても、この機長の「本人確認」や「操縦資格」については、確認がとれたはず。 それなのに、単に法令を遵守させるために、大勢の乗客に多大なる迷惑をかける措置が選択されました。 免許制度も免許証の携帯も、すべては安全な運航のためであり、つまりは利用者のためです。 その目的を見失った国交省や航空会社の柔軟性のなさが、本末転倒な結果を招いたといえるでしょう。 自動車の運転免許証でも、その不携帯は道交法に違反するので、本来は運転ができません。 不携帯で事故でも起こした場合には論外ですが、検問で見つかった場合でも厳しい取り締まりを受けます。 もしもその時点から運転を禁じられた場合、車の移動をどうするかなど、なかなか面倒なことになります。 私には経験がありませんが、往来に支障を来さない場所までは、車を運転させてもらえるんでしょうかね。 そのようなことの無いように、私は以前は免許証を財布に入れて携行していました。 いまはそれがiPhoneのケースに変わりました。財布よりもスマホの方が忘れにくい持ち物だと思うからです。 この時代だから、運転免許証をスマホで提示できるように、デジタル免許証化したらいいのに。 スマホの生体認証を組み合わせれば、従来の免許証よりもよっぽど信頼できると思いますけどね。 デジタル運転免許証を登録したスマホが、スマートキーとして使えるようになると最高です。 盗難防止になるし、なにしろ免許証不携帯は絶対起きなくなりますから。
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