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緊急事態宣言が出なくても、最悪の事態を想定して準備あるのみ
- 2020/04/05(Sun) -
今日は143人も増えました。でもまだ飛躍的な増加とは思わないのか、安倍首相の躊躇は続いているようです。
東京の感染者の増え方が、もう、爆発寸前のような気がします。ニューヨークの状況が他人事に思えません。

3週間前の米国が、ちょうど今の日本と同じ3千人台の感染者数でしたが、いまや30万人を超えています。
ある程度増えてしまうと、いきなり爆発的に増えてしまうのが、指数関数的な増加の恐ろしさです。

感染者数の推移のグラフでは、急峻な立ち上がりの欧米各国とは異なり、日本は比較的なだらかに見えます。
しかし、日本のカーブの立ち上がりは、単に後ろにずれただけであることを、よく考えておかねばなりません。
日本における感染症対策がそれなりに奏功して、当初の目論見通り、流行のピークが遅れているのです。

感染のピークを遅らせることはできましたが、結局ピークは来ます。そしてそのピークはこれからです。

ニューヨークの混乱を教訓にさせていただき、同じ轍を踏まぬよう、準備を進めなければなりません。
まだ少し猶予があるとするなら、この時期を最大限に生かさなければ、日本も大惨事を迎えるということです。

軽症者の隔離場所や重症者用の集中治療病床のほかに、人工呼吸器とECMO装置とその要員の確保も重要です。
たとえばECMOは国内に約1400台あるのに、要員不足のために300程度しか使えないといわれています。

ECMOは心臓外科手術に用いる人工心肺装置の簡略版です。心臓手術ができる病院ならその運用人材もいます。
その導入時には、医師や臨床工学技士や看護師など、心臓手術を行う時ぐらいの10人程度のチームが必要です。
しかし、ひとたび稼働すれば、1台管理するのも3台並べて管理するのも、必要な要員はそれほど変わりません。
なので、同じ施設にECMOを集約して集中管理するのであれば効率よく運用できるはず、と思うんですけどね。

人工呼吸器さえあれば、ECMOさえ導入できれば、と悔やむことのないように、とにかく準備しましょう。
東京がニューヨークになるまで、まだ2,3週間はあると思うので。

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