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消毒薬を注射したらどうかと提案する非常識さに呆れます
- 2020/04/25(Sat) -
マスクが不足していますが、待望の「アベノマスク」も、「異物混入」騒ぎで大コケ間近じゃないですか。
一般の方におかれては、アベノマスクなんて期待せず、十分なサイズのオシャレな布マスクを作るヨロシ。

しかし医療機関はそれでは困ります。感染の可能性のある人を診察するには、きちんとした防護が必要です。

手指消毒薬も不足していますが、これは幸い「国による優先供給スキーム」とやらで、消毒液が届きました。
今後さらに特定アルコールの「一斗缶」が届けば、あと半年ぐらいはなんとかなる計算です。その後は知らん。

トランプ大統領が記者会見で、コロナ治療として「消毒液を注射したりできないものだろうか」と述べたとか。
本当に注射できると思って言ったのではないとしても、そんな文言を口にすること自体が非常識です。
なにしろ、イランの文化遺産を攻撃すると発言して、世界中から非難を浴びた前歴のある人物ですからね。

このトランプ発言で、数年前に横浜の病院で起きた、点滴に消毒液を混ぜた連続殺人事件を思い出しました。
たまたま点滴袋を落とした際に点滴液が泡立ったことから、界面活性剤の混入が発覚したものでした。
袋を落とさなければ、原因不明の死がさらに繰り返されたのでしょう。

このとき犯人が混入したのは、「ヂアミトール」という、医療現場ではとてもよく使う消毒薬です。
外用薬としてはありきたりの消毒薬ですが、経口投与はできません。まして血管内への点滴は絶対ダメです。

トランプ大統領の言うことをを鵜呑みにして、実行してしまう人間はいないとは思います。
しかしそのような、実行すれば人が死ぬかもしれないことを平気で口にするなど、指導者としては論外です。

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