マイナンバーカードは、早く作らないと誰かに作られちゃうかも
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- 2020/06/04(Thu) -
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内閣府のサイトによると、マイナンバー制度には、次の3つの目的があるそうです。
1.公平・公正な社会の実現 「給付金などの不正受給の防止」 2.国民の利便性の向上 「面倒な行政手続きが簡単に」 3.行政の効率化 「手続をムダなく正確に」 残念ながらこのたびの「特別定額給付金」騒動では、国民には不便を強い、行政はムダな作業に追われました。 それに加えて、マイナンバーカードが容易に不正取得できることは、以前から問題になっています。 マイナンバー(個人番号)がわかれば、顔写真のない健康保険証などの身分証でカード申請が可能だからです。 書類上のつじつまが合えば、別人の顔でも、正規のマイナンバーカードが作れるということです。 現状のようにカードの取得率が低いと、誰かに偽造されてしまっても気がつかないでしょうね。 マイナンバーカードは、運転免許証と同程度の信頼度で、身分証(本人確認証)として使えます。 パスポートを作るときにも使えるし、運転免許証を再交付することもできます。 マイナンバーカードが不正取得しやすいばっかりに、他の重要な身分証までもが偽造できてしまうわけです。 じゃあ何がいちばん根本的な身分証になり得るのかと考えると、指紋のような生体情報だけかもしれません。 なので指紋は、生まれたらすぐにマイナンバーに紐つけるように登録する仕組みが理想的でしょうね。 一定の年齢(たとえば成人)になったら、顔認証も登録して紐つけるなどの「補強」をしてもいいでしょう。 技術の進歩により身分証は容易に偽造できるようになり、本人確認の精度とのイタチごっこは続きます。 マイナンバーを銀行口座や税や社会保障に紐つけるのであれば、絶対安全な仕組みが必要です。 プライバシー上の配慮はもちろん必要ですが、なりすましの身分証で悪用される方が私はいやです。
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