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新HPVワクチン「シルガード9」が登場したけど、導入はどうなる?
- 2020/06/29(Mon) -
「シルガード」で検索しようとしたら、「汁ガード」に変換されて少し脱力しました。
気を取り直して「シルガード」でググると、今はまだ、「南蛮しっくい シルガード」がトップに出てきます。

新しいHPVワクチンを調べたいのであれば、「シルガード9」で検索するのがオススメです。
申請から5年経過してようやく先月、厚労省の部会が製造販売を承認。いまは正式承認待ちの段階です。

現在、いちおう定期接種として使われているHPVワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」です。
日本では諸問題が提起されたため、WHO等からの非難にもめげず、「積極勧奨接種」が止まっています。
「定期接種だけど接種は勧めませんよ」という、厚労省の意味不明な態度のため、接種率は1%以下です。

幅広い型のHPVに効くように、4価ワクチンのガーダシルをパワーアップして、9価にしたのがシルガード9。
ちなみに4価とか9価というのは、4つあるいは9つの型のHPVに効く、という意味ですね。
海外では「Gardasil 9」という名称ですが、日本では前後ひっくり返して「シルガード 9(Silgard 9)」。
「シル(扁平上皮内病変;SIL)」から「ガード」する、というのが命名の由来。ガーダシルでも同様です。

欧米では、数年前からGardasil 9を導入しているので、日本は周回遅れよりもさらに遅れています。
市民団体やメディアの反対にめげて消極的な態度が続く厚労省なので、シルガード9の正式導入も不透明です。
HPVワクチンの積極勧奨を止めている手前、同種のワクチンを新規導入しにくい面もあるでしょう。
ワクチン名を変えたのも、従来のワクチンとは別物のように印象づける、小手先の策かもしれません。

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コメント
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息子(男児)に将来的に打ってほしいと考えています。先生はどうお考えですか。
2020/07/05 19:10  | URL | きなこもち #-[ 編集] |  ▲ top


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