Go To トラベル開始日に国内感染者数が過去最多という間の悪さ
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- 2020/07/22(Wed) -
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度重なる修正を経ても中止や延期には至らず、ついに今日、「Go To トラベル」が始まりました。
安倍首相は「感染予防策を徹底しながら、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりはない」と言います。 そういう、何が何でも方針は変えないと言い切ってしまうスタンス、その強がりがダメなんですよ。 どうしようもなくなるまで引っ張るだけ引っ張り、挙げ句の果てに前言を翻すから、世の中が混乱するのです。 東京を対象外にしたら、今度は大阪・愛知・福岡が過去最多の感染者を出すという、絵に描いたような展開。 全国の新規感染者数が746人という最多記録を更新しても、まだGo Toを中止するつもりはないようです。 8月からのイベントの開催制限緩和は、8月末まで延期されることになりましたが、でもGo Toは止めない。 集まるのはダメだけど、旅行には補助を出すから気をつけてやってくれという、なんとも難しい要求です。 児玉龍彦先生がいみじくも指摘したように、来月には「目を覆うばかり」の惨状になりはしないかと不安です。 ずっと落ち着いていた熊本市でも、この3日間は連続して感染者が出ています。なんとも不気味ですね。 そのうち2人は福岡から、今日の1人は東京から、いずれも県外から持ち込まれたウイルスです。 人の移動が自由になれば、流行地域から全国各地にウイルスが拡散していくことは、想像に難くありません。 事ここに至っては、やはり不要不急の移動は控えるべきでしょう。Go Toトラベルは、あまりにも間が悪い。 「進むも地獄、退くも地獄」と言われている通り、Go Toが延期になったらなったで、大混乱でしょうけどね。
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