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保守点検料をケチったら、修理費が高い
- 2020/08/06(Thu) -
夏休みに入ったので、小中学生が心臓超音波(心エコー)検査を受けるために、三々五々やって来ます。
学校検診で心雑音を指摘された子どもたちの、精密検査の一環です。

開院以来使ってきた東芝メディカル(現キヤノンメディカル)製の超音波検査装置は、一昨年買い換えました。
ノートPC型のGE製の装置です。TVドラマでキムタクが使っているのを見て、決めたのです。いけませんか?

ところがこの装置、最近調子が悪かったのです。
記録ボタンを押すたびに画面が数秒間止まるので、検査もいちいち中断してしまいます。とてもストレス。
我慢してだましだまし使ってきましたが、もう耐えきれず、メーカーに修理を依頼しました。

するとどうやら、私が最近エコー装置をLANに接続するのを止めていたことが原因だと判明しました。
よく見ると、LAN経由でサーバーPCに送られるはずのスプールファイルが、記憶装置を占拠していました。
行き場を失った何百ものDICOM規格の画像や動画が、HDDの中に澱(おり)のように溜まっていたのです。

そういえば、行き場を失ったパケットがネットワーク上に溢れて障害が発生、なんてIT記事をよく目にします。
パケットがグルグル堂々巡りをしてトラブルを起こすなど、まるで心房細動のリエントリー回路のようです。

エコー装置も所詮、Windowsの上で動いています。少し知識があれば、自力で解決できたかもしれません。
そう思うと、とくに部品を交換するわけでもなかったのに、結構な修理費になったことが悔やまれます。
無料修理保証期間を、少し過ぎていただけで有償修理になったことも、釈然としない理由のひとつ。
滅多なことでは故障することも無かろうと思い、高額な保守点検契約を結んでなかったことが災いしました。
などと、スケールのちっちぇえ話を書いてますけど、コロナ禍のさなかでの修理費は痛いのです。

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