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「世田谷モデル」に難癖を付けるヒマがあったら・・・
- 2020/08/09(Sun) -
「世田谷モデル」なんてのが、脚光を浴びてますね。世田谷区の、PCR検査拡充プロジェクトのことです。
保坂展人区長の行動力と、ブレーンたる児玉龍彦名誉教授が打ち出した、もしかすると画期的な取り組みです。

まずは医療従事者などの無料定期検査を行い、最終的に「いつでも・だれでも・何度でも」を目指すとのこと。

それで思うんですけど、プロ野球選手らが定期的にPCR検査を受けられるのって、ちょっと不思議ですよね。
大きな資金力を持って独自の検査センターを構築したのだとしても、現状では不公平感がぬぐえません。
球団やJリーグの資金でできることなら、どうして国にできないのだろうと思ってしまいます。

世田谷モデルは、4月に立ち上げた、幅広く抗体検査を行う社会的検査プロジェクトに始まるようです。
ところが思いのほか第2波が早く来たので、研究的な抗体検査から実戦的なPCR検査へと切り替えたとのこと。

「プール方式」を利用することで、1日当たりの検査数を1桁増やし、2〜3千に引き上げようとしています。
何人分かの検体をまとめて検査し、もしも陰性なら全員陰性、陽性なら検体を個別に再検査するやり方ですね。
「天秤を2回だけ使って、8個の金貨の中の1個のニセモノを探せ」というパズルを、なぜか思い出します。

プール方式はたしかに、合理的です。手間と費用を節約でき、検査数を飛躍的に増やすことが出来ます。
しかし日本にはまだ、検査を増やしたら感染者が増えすぎて医療崩壊につながる、と言う人がいます。
また、検査数が増えれば偽陰性や偽陽性も増えます。そのことを問題視する方もいます。
でも偽陰性の問題を言うのなら、未検査の無症状感染者がおおぜい社会に出ている現状の方が問題です。
偽陽性もたしかに気になりますが、その率が高くないなら、やむを得ないでしょう。許容するしかありません。

日本人って、本来なすべき事よりも、その副作用の方を過大に捉え、懸念して動けなくなる傾向があります。
保坂区長のような、物事を合理的に考えられる政治家は日本では珍しいのですが、いま、求められています。

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