隔離診察室が足りないし、屋外での診察もまた大変です
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- 2020/08/26(Wed) -
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「コロナじゃないですよね?」
毎日何度も、風邪症状や夏バテや熱中症の患者さんから、このように尋ねられます。 「たぶん違うと思いますが、でも絶対に違うとは言えません。念のため少し慎重に経過をみましょうね」 病状や状況から、新型コロナウイルス感染の可能性が低いと思った場合は、このように答えています。 しかしたとえ可能性は低いと思っても、このような病状の患者さんはすべて、当院の隔離室で診察しています。 さらに、少しでもコロナが疑わしいと思ったら、私もスタッフも完全防護した上で、駐車場で診察しています。 ほとんどの方は自家用車で来院されるので、患者さんは車内で待ってもらい、そのまま窓越しに診察します。 なかには自転車やバイクや徒歩で来る人もいて、屋外での診療はなかなかやりにくくなります。 炎天下で、マスク・キャップ・フェイスシールド・ガウン・手袋の装備で診察するのは、ほぼ猛暑地獄です。 また、にわか雨でも降ったものなら、屋外での診察は中断することになります。降り続けたらどうしよう。 やがて冬になれば、これまた屋外での診察は厳しいでしょうね。 この手の呼吸器感染症は真冬に大流行する可能性が高く、屋外での診察は極寒地獄になりそうです。 インフルや水痘患者などの隔離を考慮して設計したクリニックですが、このコロナ禍では部屋が足りません。 屋根付きのドライブスルー診察室があるといいですね。今後開業予定の先生には、ぜひオススメします。
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