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「封印」を廃止しただけで10日早められたワクチン出荷
- 2020/09/19(Sat) -
インフルエンザワクチンについて、「今年は製造から出荷までの期間が短縮した」と、昨日書きました。
これはおもに、「国家検定」に伴う「封印」が廃止されたためです。

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」
という厚生労働省令が、6月30日に施行されました。
国家検定を簡略化して医薬品を早く流通させる目的の省令改正ですから、コロナ禍との関連もうかがえます。

たとえばワクチンは、製品を封印した後、一部サンプルを国立感染症研究所に申請、検定が行われてきました。
その国家検定に合格したら、封印が解かれ、検定合格した旨と合格年月日を容器に印字し、出荷となります。

今回その封印が廃止されたので、検定中にメーカーは包装準備を進めることができ、出荷が早まったわけです。
その結果、医薬品卸から医療機関への納入も早まり、当院にも例年より約10日ほど早く、昨日届きました。

せっかく届いたのなら早く始めようと、当院では明日から、インフルエンザワクチンの随時接種を始めます。
予約サイトも明日立ち上げるので、予約接種は明後日からになります。いずれも過去最も早い接種開始です。

なるべくなら、当院かかりつけの方の接種を優先したいのですが、ネット予約システム上の設定が難しい。
かかりつけの方のご家族も優先したいし、今後かかりつけになる方にも便宜を図りたいたいからです。
というわけで、まずは真っ先に、当ブログで告知した次第。
明日からは、診療予約サイト(アイチケット)に掲載し、院内にも掲示物を貼る予定です。

なお、65歳以上の方の接種(定期接種)は、規定により10月1日からですので、今月中の接種はできません。
国が進める高齢者への接種が、国の規定によって9月中にはまだ始められないのは、なんとも皮肉な話です。

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