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二重マスクだからと油断しないこと
- 2021/04/04(Sun) -
「二重マスク」の人が増えていますね。
2カ月前頃からでしょうか、日本だけでなく、アメリカのニュース映像を見ても、多くの方が二重です。
以前、マスクはファッションじゃない、などと河野大臣の二重マスクを批判的に書きましたが、訂正します。

基本性能に優れる不織布マスクと、オシャレな布マスク。二重マスクはいいとこ取りができますからね。

となるともちろん、内側が不織布で、外側が布になるように着けなければなりません。
もしもその反対に装着すると、隙間はあくし、見た目も不格好で、二重マスクのメリットがゼロです。

二重にすれば、二枚のマスクを貫いて正面に抜ける呼気の抵抗が増します。
その分、マスクの上下左右の隙間から逃げ出る呼気が増えやすくなります。だからフィットは重要です。
逆に、内側の不織布マスクが完璧に装着してあれば、感染防御の観点からは、一重でも十分とも言えます。

そう言いながら実は、最近私は診療中に、不織布のサージカルマスクを二重に着けています。
外側のマスクを、内側のマスクよりも数ミリ頭側にずらして着け、鼻の脇の隙間を完璧に塞ぐ魂胆です。

そのような二重マスクに加えて、発熱者等の診察では必ずゴーグルかフェイスシールドも着けています。
コロナの疑いが少しでもあれば、これにガウンと手袋と、場合によってはキャップも加わります。

そんなに物々しく防護を重ねていますが、私がいちんばん注意しているのは、最初の内側のマスクの装着です。
感染防護具として重要なのは、内側の不織布マスクが隙間なく装着されているかどうか、それに尽きます。
二重に着けていることで油断して、顔へのフィットをおろそかにすることは絶対避けなければなりません。

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