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余ったワクチンは、ともかく誰かに打て
- 2021/05/21(Fri) -
新型コロナワクチン。当院ではいまのところ、65歳以上の方に計画通り順調に接種できています。
熊本市内の医療機関で頻発している、「頼んだよりも余計にワクチンが届く」という異常事態もありません。
急なキャンセルが出たので、余ったワクチンを市長や社長に打った、という事実もありません。
しかし今後、キャンセルや接種見合わせによってワクチンが余る事態は、いつか起きると考えています。

熊本市では、ワクチンの予約がキャンセルになった場合、次の順で対応するようにと、指針が出されています。
(1)医療機関の従事者
(2)医療機関背のキャンセルリスト掲載者
(3)医療機関に定期通院をしている方で接種時期が到来している方

しかし接種マニュアルには「希望者が見つからない場合は、接種時期が来ていない方でも接種可能」ともある。
そのことを盾に取って、保健所に掛け合ったことがあります。
すると担当者は、しばらく上司と協議した後、しぶしぶ、「はい、誰に接種してもよいです」と応えました。

多くの自治体が、優先接種対象者でなければ接種できないという規定に縛られ、柔軟性を欠いています。

そもそも優先順位とは、限られたワクチンを混乱なく全国民に接種していくための工夫に過ぎません。
しかし残念ながら役人には規則しか見えてないのか、お宝のワクチンを廃棄してでも順番を守ろうとします。

河野担当相が今日久々に、「貴重なワクチンが廃棄されているというのは極めて許しがたい」と怒りました。
「接種券がない者には(余ったワクチンを)打てないという誤った指導を行っているところがございます」と。

お役所の方々も一生懸命に頑張っているのはわかりますが、物事の本質を見失わないようにお願いします。

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