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温度管理が悪くても、ワクチンの外見は変わらないのが問題
- 2021/05/28(Fri) -
横浜市の集団接種会場で、冷蔵庫の電源が抜けかけていたために、新型コロナワクチンを常温保管していた件。
前にもありましたが、とにかくワクチンは、温度管理がキモです。見た目は変わらないけど、変質するのです。
異常に気付くまでに119人に接種してしまったのは問題ですが、気付いてからは正しく対処できて良かった。

でも、冷蔵庫のコードが自然に抜けるって、どういう状況なんでしょうね。夜間の清掃作業で触れたとか?
翌朝、電源コードの抜けかけに気付いた誰かが、単にコードの差し直して済ませていたら、どうなったことか。
温度管理の不備にはだれも気付かず、何事も無かったように接種が行われたことでしょう。そっちの方が怖い。

その冷蔵庫は、庫内温度に異常があるとアラームが鳴る仕様ですが、電源が切れていたので鳴りませんでした。
当院の保冷庫も同じ仕様ですが、このアラームは、扉の開放による庫内温上昇への警告であり、停電には無力。

その停電ですよ、私がいちばん恐れるのは。長時間の停電で庫内温度が上がったら、ワクチンは全滅ですから。
数分間の停電なら扉を開けなければ良いですが、時間が長くなると問題。夜間や休診日の停電は恐怖です。
夜間に長時間停電し、しかし翌朝には復旧していた場合、夜間の停電に気付けなかったら大問題です。

熊本地震の本震の時、自宅が一時停電したので、翌朝あわてて出勤。クリニックの電気はついていました。
もしかすると、夜間に短時間停電していた可能性はありますが、その程度なら庫内温度は上がっていないはず。

電子カルテのPCは無停電電源装置に接続していますが、保冷庫とコピー複合機は電力が大きくて無理。
落雷による停電も、たいてい時間は短いですがヒヤヒヤしますね。地震・雷は、いまも恐怖のトップ2です。

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