接種対象は大幅に前倒し拡大したものの
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- 2021/07/06(Tue) -
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熊本市は今日、新型コロナワクチンの接種対象を大幅に前倒しして、12歳以上の全市民に拡大しました。
この「第5期接種」の受付開始は7/10、接種期間は7/26〜8/15ということになっています。 全市民に拡大するって、ワクチン余ってるの?、と思ったら大間違い。確実に足りなくなります。 接種実績に応じて国からワクチンが供給されるので、ともかく前倒ししてでも今は接種するしかないのです。 次の「第6期接種」以降の受付開始は未定です。ワクチン供給状況次第とのこと。 来月には接種に急ブレーキがかかるかもしれませんが、第5期の2回目の接種って、大丈夫なんでしょうかね。 熊本城ホールの大規模集団接種に、今日は4回目の出動をして来ましたが、ずいぶん様変わりしていました。 昨日から、45歳以上の全市民に対する「第4期接種」が始まっているからでしょう。 来場者は2,100人以上と多く、私は133人の問診を担当しました。 そのうち高齢者はわずか6人。高齢者施設等の従事者が2人、60〜64歳は14人でした。 多かったのは、基礎疾患のある方が35人で、何も優先接種理由の無い45歳以上の方は76人もいました。 45歳以上の方へは当初「第6期接種」で8/16から開始の予定でしたが、すでにかなり前倒しされています。 市がそんな方針なので、医療機関における個別接種も、年齢制限は事実上撤廃されたと考えてよいでしょう。 うかうかしていると、ワクチンは集団接種にとられて、個別接種の分が足りなくなるかもしれません。 当院も精一杯予約を受け付けているところですが、予約通りには接種ができなくなる可能性もあります。 8月以降の先行きはホントに不透明です。ワクチンの供給が途絶えないことを、ただ祈るしかありません。
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