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東京五輪はお茶の間で楽しみましょう
- 2021/07/09(Fri) -
緊急事態宣言下で行われることになった東京五輪は、1都3県のすべての会場で無観客開催が決まりました。
人流とか、3密とか、さまざまな観点から、感染拡大を少しでも抑えることには有効でしょう。

外国人選手にしてみれば、日本人観客しかいない場所での競技を避けられることになりました。
観客の大きな声援によって一層の力が発揮できるという、開催国選手の特権が消え失せたわけです。

でも、そもそもトップアスリートが自分の競技に集中するときには、観客の有無など関係ないかもしれません。

新しい国立競技場は、奇しくもイスの色がランダムに配色されているおかげで、無観客でも満員に見えます。
まさか隈研吾氏が無観客開催を予測していたわけじゃないでしょうけど、いま思えば秀逸なアイデアですね。
少なくとも「ザハ案」でなくてよかった。あのデザインの会場で無観客は、あまりにもシュールですから。

無観客の開会式会場に、観客ではない「関係者」が何人入るのか知りませんが、そこに目くじらはたてません。
むしろ、報道陣にはしっかり入っていただいて、圧倒的迫力の「五輪映像」を放送・配信してほしいですね。
それに間に合うように購入した大型の有機EL・4Kテレビが、来週わが家に届くんですから。

映像技術については、もう何年も前から、日本のメーカーや放送局や技術者らが研究を重ねてきたはずです。
ただし盛り上がっていたのは2年前まで。昨年からのコロナ禍で、楽しい話はすっかり影をひそめていました。

でも幸か不幸か、五輪開催が1年延期されたおかげで、放送技術にもさらなる磨きがかかったことでしょう。
無観客開催になったので観客席にも無数のカメラを設置できるし、これはすごい映像が期待できますね。
そんなわけで、かつては開催に懐疑的だった私も、いまは東京五輪が素直に楽しみです。
選手村でクラスターが発生して競技がガタガタになるとか、そんなことだけは無いよう、心から祈っています。

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