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東京五里霧中
- 2021/07/14(Wed) -
東京都の新型コロナ新規感染(確認)者数は、昨年来ずっと、日本の新型コロナ感染の最重要指標のひとつです。
それが今日ついに千人越えの1,149人となったのは、予測されていたとはいえ、ショッキングですね。

緊急事態宣言下なのに都心の人流は必ずしも減っていない上に、東京五輪関連の動きも今後加わってきます。
やがて2千人越えするでしょう。果たしてどのぐらいの感染者数の中で東京五輪が開幕することになるのか。
五輪開会式のまさにその日に「東京2020(人)」、なんていう不謹慎な予測を思いついてしまいました。

感染者数の増減は、曜日による変動を考慮して、前の週の同じ曜日との比較を行う事が通例となりました。
それで言うなら、東京の新規感染者数は、25日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

そこで、過去1週間分の感染者数の平均値をとって、曜日の影響を除外した感染者数の推移を見てみました。
NHKのサイトからデータをとってきて表計算ソフトにコピペすれば、すぐに計算できます。
1週間の移動平均の推移を見ると、この24日間ずっと増え続けています。その増加率は、毎日約1.04倍。
この1.04倍が今後も続くとすれば、2千人超えは8月4日と出ました。あー、開幕には間に合わず(不謹慎)。

5月から6月にかけて韓国に出張した方の話を今日聞いて、驚きました。
韓国に行った時は、入国後2週間はホテルの部屋に完全に缶詰で、一歩たりとも出られなかったとのこと。
ところが日本に帰ってきたら、入国後2週間は自宅に待機するように言われただけ。危機感の違いは歴然です。

五輪関係者の入国後の行動も、どこまで管理できるのやら。バブル方式なんて、机上の空論にしか思えません。
先の見えない中を、もはや退くこともできず、ただ進むしかない東京五輪。奇跡が起きるのを祈るのみです。

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