数学好き
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- 2012/10/03(Wed) -
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こどもの頃、数学が好きでした。
小学生時代、休みの日には電卓で遊んでいました。友達が少なかったのかもしれません。 1960年代の終わり頃の電卓はサイズが大きく、ちょうど今のスーパーのレジスターみたいな感じでした。 で、私の遊びといえば、いろいろなかけ算や割り算をして、その記録を紙に書き残す、というものです。 中学生の頃、数学で好きだったのは「因数分解」。嫌いなのは「ベクトル」でした。 フィールズ賞を受賞した、郷里(山口県)出身の広中平祐氏が話題になったのも、その頃。 数学者になることを夢見ました。 高校生のとき、好きなのは「数列」、嫌いなのは「行列」。 数列は、規則性の発見にパズルのような楽しさがあって、今でも好きな分野です。 一方で行列は、いったい何の役に立つのかさっぱりわからず、面白くなかった。 ところが大学時代、教養科目として履修した物理学で登場したのは、ベクトルと行列でした。 嫌いなふたつが、そろいもそろって物理学では主役級の存在でした。あなどってはいけませんね。 ちなみに私がいちばん好きなのは「素数」です。 |
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