発熱外来受診者がようやく横ばいになったということは・・・
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- 2022/01/23(Sun) -
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日曜日にはいつも、発熱外来の予約電話が、朝から多数入ります。当院の2回線がずっと塞がりっぱなしです。
その多くは、「発熱患者専用ダイヤル」や「新型コロナ相談センター」から当院を紹介された方です。 午前中のうちに夕方までの予約枠が埋まってしまい、昼からはずっと、予約のお断りをする対応に追われます。 今日の検査数は、PCR検査49人、抗原定性検査8人の、合計57人でした。 先週の日曜日は、PCR検査55人、抗原定性検査2人と、やはり合計57人でした。 毎週のように検査数が増えて来たのにこの2週間は横ばいなので、ちょうどいまがピークなのかもしれません。 当院では日曜日には基本的にPCR検査をしていますが、何が理由がある場合には抗原検査を行います。 たとえば、唾液がうまく採取できない3歳以下のお子さんとか、ご高齢の方などです。 今日も抗原検査をした8人のうち4人が陽性でしたが、そのうち2人は1歳児と90代の方でした。 0歳や1歳のお子さんの発熱など珍しくはないのですが、たまたま怪しんで検査すると陽性が出たりします。 家族に感染者がいて濃厚接触者の場合には、最初から用心しますが、まさかと思うような陽性者も時々います。 すべてがオミクロン株かどうかは分かりませんが、最近のコロナの特徴は、咽頭痛を訴える方が多いことです。 とくに、溶連菌感染のような真っ赤な咽頭炎所見が無いわりに「ものすごく痛い」という方は、怪しいですね。 その咽頭をじっくり観察するのはリスキーなので、半身になりながら短時間で診察しなければなりません。 私自身はコロナワクチンを3回接種しており、多少の安心感をもって診療していますが、油断はできません。 第6波もそろそろピークアウトしてもらわないと、来月からはワクチン接種で忙しくなるんですけどね。
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