「オンキヨー」が経営破綻
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- 2022/05/14(Sat) -
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音響(オーディオ)機器メーカーの「オンキヨー」が、経営破綻しました。
7年前に「オンキヨー&パイオニア株式会社」発足の件を書きましたが、あれからも色々あったようですね。 この会社の沿革(とくに今世紀の)や経営状況や資本関係はじつにめまぐるしく推移し、複雑です。 その概略を本稿に書くことはほぼ不可能(スペース的にも、私の能力的にも)、なので割愛します。 1970年代から80年代初頭、私の中学〜大学生時代前半はちょうど、オーディオ全盛期でした。 いまなら「AV機器」と言うところを、当時はビジュアルのないオーディオのみの、言うなれば「A機器」です。 それらの機器を、役割ごとに組み合わせる「システムコンポ」が大流行だったのです。 以前、その当時のことを次のように書きました。 「私の場合、アンプは山水、チューナーはトリオ、カセットデッキはナカミチにしたかったけど結局アイワ。 プレーヤーはテクニクス、オープンリールデッキはTEACとAKAIのものを購入。 そして、音質を左右する音の出口として、私がこだわったのがスピーカー。選んだのはパイオニアでした。」 あれ、オンキヨーが出てきませんね。そう。私がオンキヨーファンになったのは、社会人になってからでした。 近年、リビングの主役はテレビです。音響機器はもはや、テレビの音を出す装置+αに成り下がっています。 そんな状況に納得できない私は、リビングは諦めて、書斎をオーディオルームにしました。 と書いてはみたものの、いま書斎でクラシックやジャズをじっくり聴くような機会は減りました。 CDに触れることがほぼなく、iPhoneかMacでストリーミング音源を、イヤホンかヘッドホンで聴いてる有様。 これじゃあオンキヨーの出番もなくなりますよね。
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