「サル痘」って、ネーミング的にも罹りたくない
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- 2022/05/22(Sun) -
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欧米で「サル痘」患者の確認が相次いでいます。昨日時点で世界で80人程度ですが、おそらく増えています。
「天然痘」に似た症状だそうですが、そもそも天然痘をよく知らないので、ネットで調べることになります。 その類縁疾患の「水痘」とは、発疹の大きさや数や分布や、なによりも「見かけ」がずいぶん異なりますね。 水痘の発疹を見ても「豆」は連想しませんが、天然痘の発疹(の写真)はとても豆っぽく、艶があります。 調べてみると天然痘の発疹は、多数の発疹がほぼ一斉に、次のような経過をとるようです。 (1)丘疹:プクッとしたニキビのような盛り上がり (2)疱疹:ニキビが水っぽく膨らんでくる (3)膿疱:さらに大きく丸々と、強そうな、豆のようなデキモノになる (4)痂皮:茶色く枯れる 水痘の場合は、(1)と(2)が混在し、あまり大きくならず(3)にもならず、順次(4)へ向かいます。 天然痘の発疹の分布は、顔にとても多く、四肢にも多くできて、躯幹(胴体)にはやや少ないのが特徴です。 一方で水痘は、躯幹がメインで顔や頭にも出来ますが、四肢にはそれほどできません。 サル痘の発疹は、水痘よりは天然痘にソックリで、もしも発症したら重症感が漂うイヤな印象でしょうね。 幸い「天然痘ワクチン」が有効らしいので、かつて「種痘」を受けた昭和50年生まれまでの方は、安心です。
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