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ドローンの迷惑飛行には厳罰を
- 2022/12/05(Mon) -
ドローンの「有人地帯の目視外飛行」(レベル4)を認める改正航空法が、本日施行されました。
飛行ごとに国からの許可が必要ですが、住宅地などの上空でもドローンを自動運転で飛ばせるようになります。
十数年前にスマホが登場して一気に発展したように、ドローンも今後爆発的に普及が進むのでしょうか。

一方で、ドローンを使った犯罪やドローンに関連した事故や迷惑行為も、今後爆発的に増えそうです。

事故には至りませんでしたが、昨夜は那覇空港の近くでドローンの飛行が目撃される騒ぎがありました。
安全確認のため、同空港の離着陸が1時間半ほど見合わせられました。航空機利用者には大迷惑な話です。
幸い時間帯が夜遅かったので、影響を受けたのは、ANA4便とJAL1便など計7便だけで済んだようです。

目的地を変更した6機のうち、福岡から那覇に向かっていたANA1217便は、米軍嘉手納基地に着陸しました。
私も急病者の発生のためのダイバート経験はありますが、米軍基地に着陸するなんて普通あり得ないでしょう。

レアな体験ではありますが、実際には少々悲惨な出来事だったようです。むしろ、涙無しには語れません。

この便は、福岡空港を20時15分に出発して、那覇空港に21時55分に到着する予定でした。
ところがドローン騒ぎで那覇空港に着陸できず、沖縄南方の海上を細長くグルグル回って解決を待ちます。
最初は左回りに半回転、すぐに8の字に回って向きを変え、右回りに6回転、ついに諦めて嘉手納に向かいます。
機長からは「燃料が持たない」というアナウンスがあったようで、機内は静かな緊迫ムードだったはずです。

大変だったのはそのあと。嘉手納に22時42分に着陸した後、窓のシェードを下げさせられて機内待機。
降機なんてできるはずもなく、給油にも手間取り、那覇にむかって出発できたのはなんと午前4時28分。
乗客・乗員の皆様、お疲れさんでした。せっかくですから、乗り合わせた方はぜひネタにしてください。

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