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解散中継
- 2012/11/17(Sat) -
衆議院解散の国会中継を見ていて思ったのですが、いったいどの時点が「解散の瞬間」だったのでしょうね。

まず、衆院本会議までの、昨日の出来事から。
・朝8時15分から定例閣議が開かれ、首相と全閣僚が閣議書に署名し、衆院解散を閣議決定。
・河内隆内閣総務官が皇居で、解散詔書に天皇陛下の署名と御璽の押捺をもらい受けた(と思われる)。
・解散詔書に野田首相が副署し保管。以後登場する解散詔書は原本の「写し」らしいです。

以下は私自身が、NHKの生中継で見た光景と考察です。
・午後3時35分過ぎ、周囲を護衛された河内内閣総務官が、国会内の廊下をしずしずと歩いて来ます。
 その手には、解散詔書を包んだ「紫のふくさ」を乗せた黒いお盆が持たれています。
 河内氏のネクタイも紫色。当然のコーディネートでしょう。
・河内氏が衆院議長応接室に到着。黒いお盆は持ったまま、イスに座って待ちます。
 この間に、本会議場には議員らが続々と入場し、互いに会話を交わしたりしながら着席。
・3時48分、横路孝弘衆院議長が入場・着席。一部議員から拍手あり。「会議を開きます」と宣言。
・3時49分、議長応接室において、河内氏が藤村修官房長官に詔書を手渡しました。
・藤村氏はすぐに本会議場に入場、鬼塚誠衆院事務総長に詔書を手渡しました。
 これこそ、詔書が内閣から国会へ渡った瞬間です。
・鬼塚氏、ふくさから詔書を取り出し、開き、やや無造作にグイグイ折り目を付けます。
 詔書に「御名御璽」の文字が見えましたが、御璽の印影は見当たりません。やはり「写し」でした。
・鬼塚氏、別の文書を添えて、横路孝弘衆院議長の前に詔書(の写し)置きます。
・横路議長は立ち上がり、解散詔書の内容を朗読する、とことわった上でその内容を読み上げました。
 「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」
 この瞬間、テレビからチャイム音が聞こえ、画面上部に衆院解散を知らせる速報テロップの表示あり。
 生中継で解散の一部始終を伝えているのに、このテロップ要りますか?
・議員の多くが一斉に「バンザイ」を三唱。その後ひとしきり拍手。
・議員は本会議場から退場。横路氏からの閉会発言なし。すでに議長ではないからでしょう。

さて「解散の瞬間」はどこでしょう。
実質的には「閣議決定」、憲法上は「御名御璽」、手続き上は「議長朗読」ってとこでしょうか。

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