「快適な空だけの旅」
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- 2023/04/21(Fri) -
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所用を終えて、さらに諸事情も考慮しつつ、札幌から那覇経由で熊本に戻ってきました。
航空旅行ファンは、時間の許す限り空港または機内に居たいので、このような経由便を選ぶことになるのです。 ANAの機内誌「翼の王国」が、同社創立70周年を機に、昨年10月にリニューアルしました。 その中に、パラダイス山元氏の『快適な空だけの旅』というエッセイが連載されています。 テーマは「飛行機に乗ること」の楽しみで、色んなエピソードを交えて面白く語られています。たとえば、 ・とくに用事が無くても、一日中延々と飛行機に乗る。 ・誕生日には、ただひらすら離陸着陸を繰り返す旅に出て、浮遊感・高揚感を味わう。 ・空港に着いてから、行き先を決める旅もあり。あえて悪天候の目的地を選んだりする。 ・純粋に飛行機に乗りたいとき、羽田–新千歳を1日で3往復したりする。 「ただ飛行機に乗って、何が楽しいのですか?」という質問を受けることがあります。 ではお尋ねします。「ドライブが趣味の人って、何が楽しいのでしょう?」 ドライブで楽しいのは、第1に運転と移動そのものです。観光や買い物をしたとしても、それはオマケです。 飛行機を操縦しなくても、客席で感じる加速減速や揺れや振動や轟音は、パイロットとまったく同じでしょう。 チェックインから保安検査、搭乗手続きや特殊な機内環境など、独特の非日常的体験をすることにもなります。 航空旅行は、航空機の「後部座席」に乗ってフライトを楽しむ趣味として、認知されてもいいと思うのですが。
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