感染者は減っても、発熱外来は必要です
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- 2023/04/30(Sun) -
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連休2日目。発熱外来受診者は31人。そのうちコロナ検査(NEAR法)実施者19人。陽性3人(16%)でした。
この3人の周囲にコロナ感染者はおらず、うち2人は、最初はコロナ検査をするつもりはなかった方です。 検査をしなかった12人の中にも、コロナかもと思う方が何人もいましたが、検査の無理強いはしませんでした。 「5類化」目前のいま、コロナの疑いがある人の診断を絶対確定させる必要性は、もはや無いかもしれません。 「インフルなら薬があるけど、コロナは知ってもしょうがない」と言い放つ方もいらっしゃいます。 「そんなことはありませんよ」と強く反論する根拠もなく、結果的に検査率が低下しているのが現状です。 「連休中までは検査料が無料ですよ」と甘くささやいても、もはや乗ってくる方はほとんどいません。 そんな具合ですから、連休後(検査料有料化後)の検査希望者はほとんどいなくなるかもしれません。 熊本県の今日の新規感染者数は29人でした。実数報告が5/8に終了しても気にならないほど、少ない人数です。 とは言え、自分が感染しているかどうか知りたい方は、今後もなくなることはないでしょう。 高齢者と同居している方などはとくに、気になるところです。 抗原検査よりも確実なPCR検査などの遺伝子検査は、今後もどこかの医療機関が実施を続ける必要があります。 結局は、これまでの発熱外来のノウハウと設備を有する医療機関が、今後も担うことになるのでしょうね。
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