WHOの「緊急事態宣言」終了
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- 2023/05/06(Sat) -
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WHOが昨日、新型コロナの「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を終了すると発表しました。
コロナによる死者数の減少や集団免疫の向上だけでなく、医療システムへの負担の軽減も踏まえたものだとか。 発表したのはテドロス事務局長。コロナ禍の最初からずっと、WHOの顔として苦労もされてきた方ですね。 この人って、時々映画にも出てますよね、『リーサル・ウェポン』とか『プレデター2』とか。え、人違い? 日本にとっても、「5類化」直前のWHOの「緊急事態宣言終了」は、願ってもないタイミングでした。 WHOも日本も、コロナについての長期的対策は、同じような慎重さでここに至ったということでしょう。 今日の当院の発熱外来は、検査希望者が17人と、「駆け込み受診」というほどの様相はありませんでした。 しかし、コロナ陽性3人、インフル陽性3人という結果からは、まだまだ油断の出来ない状況とは言えます。 明後日5月8日からの制度変更が間近なので、とくに療養期間については説明の難しい状況です。 今日発症した方の療養期間は来週土曜日までですが、明後日発症した場合でも、同じ日までとなります。 濃厚接触者の自宅待機については、明後日までと指示しました。それ以降は、待期不要となりますので。 今後は、まさかまた「2類」に戻るような事態にならないよう、願うばかりです。
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