定点把握で感染の推移を見る
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- 2023/05/20(Sat) -
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新型コロナウイルス感染症が「5類化」されて初めての、定点あたりの感染者数の集計結果が昨日出ました。
厚労省は、定点に指定した医療機関が昨年10月以降これまでに報告していた感染者数を、再集計しています。 これにより、感染者の実数ではなく定点報告数によって、昨年以来の感染の推移を見ることができるわけです。 さらに、定点あたり報告数から都道府県や全国の新規感染者数を推定することも、理論的には可能です。 とは言え、5類化によってコロナ診療医療機関が増えれば、一医療機関あたりの感染者数は相対的に減ります。 定点医療機関の報告数からの推定値では、全体の感染者数が低く見積もられる可能性はあります。 それで思うのですが、診療報酬を請求するときに提出するレセプトのデータって、利用できないんですかね。 PCRなどのコロナの遺伝子検査を行った場合、結果が陽性か陰性かをレセプトに記入しなければなりません。 あれって何のためでしょう。医療機関に面倒なことさせるのなら、そのデータを利用したらどうですかね。 ついでに言うなら、何時何分に検査したかをレセプトに記入しなければならない面倒なルールもあります。 コロナ診療や統計解析の役に立つなら多少の面倒も我慢しますが、検査時刻の正確なデータって必要ですか? まるで、医者の架空検査・架空請求を防ぐために作られた障壁みたいで、気分悪いですよ。
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