熊本空港の「逆ラン」は珍しくない
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- 2023/08/10(Thu) -
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「逆ラン」について昨日書きました。これは狭義には大阪伊丹空港の話ですが、他空港でも同じでしょう。
たとえば熊本空港だと離着陸は東向きが多いので、その意味では西向きは逆ランかもしれません。 熊本空港の滑走路は1本。当ブログの読者なら、「RWY 07/25」と書けばおわかりいただけると思います。 70度(ほぼ東北東)から250度(ほぼ西南西)に延びる滑走路という意味ですね。 高度な計器着陸装置「ILS カテゴリーIII b」が適用されるのは、東に向かって着陸する「07運用」の時です。 なのでほとんどの着陸は東向きですが、たまに西向きの「25運用」に出くわすことがあって、少し興奮します。 では実際に、熊本空港では東向きと西向きの運用比率がどれくらいなのか。検索しても答えが見つかりません。 しょうがないので自分で調べてみました。調査対象は、私の好きな「那覇-熊本 ANA1868便」にしぼります。 今年1月から6月までの、ANA 1868便の着陸方向を、Flightradar24で全て調べてみました。ヒマですね。 1月:西向き着陸は1/24日の1回のみ。この時はゴーアラ(着陸のやり直し)してますね。興奮します。 2月:2/7には東向き着陸を断念(ゴーアラ)して西向きに降りてます。2/18は最初から西向きアプローチ。 3月:西向きは3/10と3/13の2回。ゴーアラなし。 4月:4/3に西向きでゴーアラの後着陸。4/10,11,16,17,18,27,28も西向き、かなり小さな旋回で着陸。 5月:5/9,10,11,12,15,16,17,20(ゴーアラあり),21,26日の10回。菊陽上空で向きを変えています。 6月:6/15,17,22,27,29の5回。これらもすべて、急に向きを変えています。風向きが変わったんでしょうか。 こうしてみると、熊本の西向き着陸(25運用)って、そこそこありますね。逆ランと言うほどじゃないかも。
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