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お盆明けにコロナは増えているか
- 2023/08/20(Sun) -
カンカン照りの猛暑かと思えばゲリラ雷雨。駐車場を利用した発熱外来では、今日もまたびしょ濡れです。
滑って転んでギックリ腰を誘発した先日の件をふまえ、今日は細心の注意を払って歩き回りました。

新型コロナの「定点あたり報告数」は、全国的に7/24〜30の週をピークに、ゆっくりと減少しつつあります。

熊本県の、5類化以降の毎週の報告数の推移は、5/8〜14の週から8/7〜13の週まで順に、
2.06→2.30→2.41→3.54→5.43→6.38→8.75→9.58→11.99→15.93→22.05→24.66→22.41→16.43
と、7/24〜30がピークですが、8/7〜13の週の急減はお盆休みで検査数が少なかったせいもありそうです。

当院での毎週の感染者数の推移は、残念ながらお盆に長く休診したせいで、データがあてになりません。
そこで、日曜日に絞って、遺伝子検出検査(NEAR法)の検査数と陽性者数を比較してみました。

全国的に感染者がピークだった週の日曜日の7/30は、検査数23人のうち陽性14人(陽性率60.9%)でした。
翌週の日曜8/6は、検査数23人中の陽性13人(陽性率56.5%)。その次の8/13は、すみません、お休みです。
そして今日8/20は、検査数が27人と増え、陽性は15人だったので陽性率は55.6%でした。

当院の数字からは、お盆明けにまた感染者が急増してきた風には見えませんが、横ばいに近い印象です。
検査を希望しない発熱者がさらに増えていることを考慮すれば、感染は再拡大中なのかもしれません。

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