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「16式機動戦闘車」の隊列
- 2023/08/25(Fri) -
「16式機動戦闘車(ひとろくしききどうせんとうしゃ)」が何台か、自宅の近くのバス通りを走っていました。

上半分の見た目は戦車で、大口径の主砲が物々しいですが、キャタピラではなくタイヤで走っています。
子どもの頃、自宅近くの道路を時々戦車が走っていたせいで、舗装はキャタピラで傷んでボロボロでした。
それに比べるとタイヤなら、路面だけでなく車輌にも優しく(振動が少ないので)スピードも100km出ます。

この16式機動戦闘車の主砲は、「52口径105mmライフル砲」だそうです。
「105mm」が主砲の太さを表すことは容易に推測できます。調べてみると砲身の「内径」のようですね。
「52口径」とは何でしょう。これは砲身の長さが砲身内径の52倍(つまり5.46m)ということのようです。
砲身の長さが口径の何倍かを表す数値を「口径長」と呼び、それが短縮されて通常「口径」と言うのだとか。
そういう略し方って誤解を招くばかりで一般人からすると意味不明ですが、何らかの経緯があったのでしょう。

「ライフル砲」という言葉を、このたび初めて知りました。砲身内にらせん状に溝が切ってあるんですね。
ライフル銃と同様、溝によって砲弾に旋回運動が加わり、ジャイロ効果によって直進性が高められるんですね。

街中を105mm砲弾が飛び交う事態など想像できませんが、自衛隊はつねに、万一のことを考えているのです。
北熊本駐屯地から高遊原分屯地に向かう途中だったのでしょうか。ヒマだったら追いかけてみたくなります。
街のいちばん混み合う道路を敢えて走るのは、平和ボケした国民に刺激を与えるためかもしれません。

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