リュックを買う
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- 2023/09/04(Mon) -
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医者になって4年目頃、医者っぽい質感のカバンがほしくて買ったのは、ヌメ革の「ダレスバッグ」でした。
アメリカの国務長官だったダレス氏が持っていたことから、その名が付いたと言われます。 医者が往診時に持ち歩くバッグとしても知られているので、「ドクターズバッグ」とも呼ばれます。 細かなポケットなどはほとんどなく、ガバッとあけると中が底まで丸見えになります。 私はヌメ革が大好きで、革の主張が強いダレスバッグ以外に、当時は買いたいカバンがありませんでした。 日頃の通勤でも学会出張でも、いつもそのカバンを持ち歩いていたので、だんだんフニャフニャになりました。 さすがに数年後に買い替え、さらに数年後にまた買い替え、3代のダレスバッグを20年以上使い続けました。 しかし突然、ダレスバッグを卒業する日が来ました。ナイロン製のビジネスバッグに出会ったのです。 どこにでもあるそのバッグの良さは、機能性と耐久性です。ポケットがやたらに多く、ひどく頑丈であること。 以来、デザイン的には可も無く不可も無い黒いビジネスバッグを、通勤で使い続けています。いま3代目です。 一方でレジャー用は、かつてはショルダーバッグ、最近ではボディーバッグをよく使うようになりました。 最小限の持ち物(財布とスマホとカギと消毒用品など)を入れて、両手をフリーにできるところが良いのです。 快適性を求めたバッグと言えるかもしれませんが、それほどの収納力が必要ない場面での使用に限られます。 そしてこのたび、快適性と機能性と耐久性に、収納力とデザイン性も兼ね備えたバッグを買いました。 いまさらですが「リュック」です。「バックパック」です。まあなにしろ、種類がとても多いのに驚きます。 本来ならヌメ革にしたいところですが、軽量・大容量のものを求めるなら、断然ナイロン製ですね。 アッチにもコッチにもポケットがあって、色んな機能が付いていて、まるで秘密基地みたいで楽しいです。
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