制度「改悪」前の駆け込みふるさと納税
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- 2023/09/26(Tue) -
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ふるさと納税の経費ルールが10月から見直されることになり、いま「駆け込み納税」が増えています。
かく言う私も今日、フルーツや肉の返礼品を期待して、何カ所かの自治体に寄付を行いました。 昨年は11月に駆け込んだので、実は今年も同じ時期に寄付しようと思っていました。 というのも、12カ月連続で返礼品が届く「定期便」を多用しているからです。 今回2カ月前倒ししたので、10月と11月は定期便がダブって届くことになりますが、まあそれはしょうがない。 報道番組が取り上げていた、飯塚市の「鉄板焼ハンバーグ デミソース20個」も、発注してみました。 いまは20個で1万円のところが、来月から1万5千円に「値上げ」されると聞いたら、そりゃ駆け込むでしょう。 ふるさと納税の制度は、総務省の当初のもくろみとは違った方向に、しかしずいぶん発展してきました。 過度な「返礼品競争」が批判されますが、自治体の工夫が生かされる面も大きく、市民からも好評だったはず。 この展開を予測できてなかった総務省が、後出しで制度をどんどん改悪している現状には、疑問を感じます。 しかし、本来の税収のうちの50%が返礼品と事務コストに消えてしまうことが、そもそも問題ではあります。 さらに、高額納税者ほど得をする制度設計も問題ですが、誰に配慮したのか、その部分は放置されたままです。 そんなオカシな制度ではありますが、とりあえずオトクなことが多いので、今のうちに享受するのみですね。
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