暑さよりも寒さよりも、雨の発熱外来がイヤ
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- 2023/10/08(Sun) -
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この連休は発熱外来です。しかも雨です。明日も雨らしいです。嫌いですね、雨の発熱外来は。
院内の隔離診察室(陰圧室)が一部屋しかないので、院内だけでは発熱者の診療がさばけません。 なので多くの発熱者は駐車場での診療となり、コロナやインフルや溶連菌等の検査も自家用車内で行います。 となると、院内と駐車場を早足で何十往復もすることになります。今日は滑って転ばないように注意しました。 猛暑で熱中症気味なった日もありました。極寒で雪が舞う中でも駐車場に行ったり来たりしました。 しかしとくに困るのは雨ですね。この夏はまるで熱帯地方のように、スコール(ゲリラ豪雨)が降りました。 それと比べれば、今日のようにシトシト降る雨など、可愛いものです。ただ、傘を差すのが面倒なのです。 傘を差し、カルテ(病歴ファイル)を持ちながら、しかも綿棒で鼻咽腔を拭うには、高度な技術が必要です。 その綿棒が1本だけ(=検査が1種類で1人だけ)なら、自分1人でなんとかこなせます。 しかし複数の検査や複数の患者さんの検査を一度に行うとなると、かなり厳しい。 そんな場合は、看護スタッフを付き添わせて、検査を介助してもらうこともあります。 でも今日の私は、綿棒2本を角度を付けて片手で持つという、ほぼD難度の技を繰り出し続けたのでした。 もしクリニックを建て直すなら、複数の陰圧診察室と、ドライブスルー検査ができる駐車場を作りたいですね。 ていうか、また新たな病原体によるパンデミックなど、もう想定したくないのが本音ですけど。
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