「モーターショー」は「モーター車」のショーへ
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- 2023/10/26(Thu) -
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「ジャパンモビリティーショー2023」(旧東京モーターショー)が開幕しました。
車に限らず乗り物全般を展示対象にしようと、「モーター」を「モビリティー」に改めたわけですか。 それなのに、「モーター」を使った乗り物ばかりが出てるとはこれいかに。 EVへの過渡期であるからこそ、ガソリンエンジン車も最後っ屁をかましてほしいところです。 モビリティー・ショーは環境会議じゃないですからね。あくまで「乗り物展示会」ですから。 先進性が重要だとしても、エンジン車のドライブフィールまで失われて良いものか、少々疑問です。 移動手段や居住空間としてだけでなく、スポーツや趣味としての車、というカテゴリーもあると思うのです。 腕時計はクオーツが標準ですが、メンテが面倒で不正確な機械式時計がいまだに愛好されるようなものです。 環境に優しいなどと言いますけど、EVだってその電気の出自まで遡れば、清廉潔白ではありません。 どうしても環境が大事なら、人類はもう、歩くか自転車しかないですよ。 とは言うものの、車がEVへ向かう流れは止まらないと思います。すでにEV乗りの私が考えるEVの利点は、 (1)排気ガスと騒音を出さない:街中の大気汚染が減って静かになる(発電所周辺のことは知らん) (2)自動運転との親和性が高い:非自動運転車とうまく共存できるのかが心配 (3)低速でトルクがあるので街乗りが楽:高速道路をぶっ飛ばすのも楽 (4)自宅で充電できる:街中の充電インフラが不足しているので、集合住宅の方にはまだ不便 (5)電費が安い:私の車の場合、夜間に約800円分充電すると200〜250kmほど走れます (6)車内が静か:エンジン音が聞こえない分、ロードノイズや風切り音がうるさく感じるのは我慢です
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