酒気帯び運転で心臓外科医が懲戒免職
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- 2023/10/30(Mon) -
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酒気帯び運転で物損事故を起こした熊本市民病院の小児心臓外科の医師が、懲戒免職処分になりました。
開業前の7年間、私が奉職していた市民病院の、若き心臓外科医です。私の後輩です。残念でなりません。 と同時に、どうして飲酒後の運転が絶対にダメだと判断できなかったのか、不思議でなりません。 私もずいぶん昔の大昔、まだ体内にアルコールが残っているのに運転した過去はあります。 しかし近年は、どのような微量の酒気であっても、絶対に運転はしません。 例の福岡での悲惨な飲酒死亡事故以降はなおさらです。酒気帯び運転が疑われることさえ、避けています。 酩酊していなくても、加齢によって運転能力が乏しくなって事故る方もいますが、それはまた別の話。 少なくとも、飲酒した後に運転するのは故意の行為であり、加齢よりもはるかにタチが悪い犯罪行為です。 その意味で、今回のようにたとえ自損事故で被害者がいなくても、厳しい社会的制裁は免れません。 奇しくも、橋の欄干に衝突したようです。福岡の事故も橋の上でした。今回はホントに、自損で良かった。 他人を殺さず、誰も傷つけずに済んだことが、どれほど運が良かったかと思わなければなりません。 医師の猛省と社会復帰、そして将来は心臓外科医として多くの子どもの命を救うことを、心から願っています。
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