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『眠れる森の美女』鑑賞
- 2023/11/07(Tue) -
「Kバレエカンパニー」改め「K-BALLET TOKYO」の公演、『眠れる森の美女』を観てきました。
9年前に『カルメン』を観て以来の「Kバレエ」公演。今日も福岡サンパレスまで行って来ました。

カルメンは、「オペラ」をバレエにアレンジしたものでしたが、眠れる森の美女は元々「古典バレエ」。
今日の熊川哲也の作品はしかし、それをさらに「驚くべき発想で創造した独自のストーリー構成」でした。

細かい内容は書きません。ネタバレを避けるためではなく、公演を詳しく論評する能力が私にはないからです。

そもそもバレエはめったに観ません。セリフもなく歌もなく踊って表現するという、私には難解な分野です。
チャイコフスキーの音楽は素晴らしい。ダンサーのパフォーマンスが、その音楽とピッタリ合ってます。

たとえばミュージカルは、やたらに歌い出しはしますが、歌詞がストーリーに沿ったものです。
ところばバレエでは、ひたすら無言で踊ります。そのからだの動きと表情が、すべてなんですね。
技術的に高度で芸術的なパフォーマンスを、善人悪人敵味方入り乱れて、これでもかと繰り出します。
衣装は色彩鮮やかで華麗、舞台美術は豪華絢爛、登場する脇役のキャラクターたちも可愛い。

バレエにおいては、ストーリー展開は副次的なもので、パフォーマンスを観て感動するのが正しいのでしょう。
それにしても、こういった文化的芸術的催しには、地方にいるとなかなか触れられませんね。

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