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ハトの話
- 2010/10/12(Tue) -
庭に飛んできた一羽のハトの様子をぼんやり眺めていました。

一歩一歩のあゆみに合わせて首を前後させながら「クルックルウ~」とかいいながら芝生を歩きます。しばらくするとサッと飛び立ってカーポートの屋根に留まり、少しキョロキョロした後に、庭のもみの木に飛び移って幹の奥に入り込み、また出てきて芝生まで飛び降りてきます。

穏やかな気持ちでこの一部始終を眺めているうちに、このハトが同じ挙動を何度も繰り返していることに気づき、「ハット」しました。
よく見ると、庭におりたハトは必ず枯れ枝をくわえてから飛び立っています。次にもみの木から降りてきたときには何もくわえていません。
どうやら、枯れ枝を探しては、もみの木の奥に運んでいるようです。となると、もしや巣作り?
庭から直接もみの木に飛び移らず、必ずいったんカーポートに立ち寄るのは、巣の存在に気づかれないための「ハットトリック」?

確認のため庭に出てみました。
芝生にいたハトは私の出現にたじろぎ、しばらくこちらを警戒していましたが、やがて「もみの木とは反対の方向に」飛び去りました。
そこで例のもみの木に近寄って幹の奥を見てみると・・・そこには別のハトがじっと身構えています。私と目が合いました。しかし逃げようともしません。
その気迫におされて、結局私の方が立ち去りました。

その2日後、もう一度もみの木の奥を覗いてみると、やっぱりいます。巣に覆いかぶさるように座って、私をにらみます。

それから2日後、意を決してハトを駆除することにしました。フンのことなどを考えると、やはり庭に住まわせる訳にはいきません。
買ってきた忌避剤をスプレーしてハトを追い出してみると、巣には卵が2個ありました。
ホウキの柄で巣を強く揺らすと、卵が地面に落ち、片方は割れました。まだ産んで間もない卵だったようで、少し救われた気がしました。
もう片方を取り上げると、とても温かいのです。
もみの木の根元に、2つの卵を埋めて、白いきれいな石を並べてその場所を囲みました。

この一部始終を、近くの電線からじっと見つめていた母バトは、私が立ち去ったあとすぐに木に戻ってきました。
木の中をあちこち探しまわっていましたが、とうとうあきらめて飛んで行きました

どこか安全なところに新しい巣を作ってくれることを祈るばかりです。
私はあと4日早く行動すべきでした。


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