薬と食品の期限
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- 2013/03/20(Wed) -
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ワクチンなどの「有効期限」は、絶対厳守です。
期限を過ぎたワクチンは「有効性」と「安全性」が保証されないので、廃棄しなければなりません。 したがって院内在庫は最小限とし、期限が近いものから順に使用し、使った数だけ補充(購入)しています。 注射や点滴液の場合は「使用期限」が表示されています。 ワクチンと違って、1箱10本などの単位で購入するので、期限切れの憂き目に遭うこともしばしばです。 もったいないと思いながらも、期限切れの点滴や薬品はすべて、ジャブジャブ廃棄しています。 一方で、食品の「賞味期限」や「消費期限」はどうでしょう。 たしかに販売者には責任がありますが、買った後でいつそれを食べようと、それは消費者の「自己責任」。 「本日中にお召し上がり下さい」と書いてあるケーキを、冷蔵庫に保存して翌日食べることはよくあります。 反対に、妙に消費期限が長い食品もまた、心配になります。期限を延ばす「物質」のおかげでしょうから。 とくに極端なのは、ドッグフード。開封してしばらく経っても、カビが生えたのを見たことがありません。 わが家の愛犬の体内には、きっといろいろな物質が蓄積しているのでしょうね。
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