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ネズミ一匹
- 2013/03/21(Thu) -
国中が心配した、福島第一原発のこのたびの停電は、ネズミのせいだと判明しました。
「大山鳴動して鼠一匹」と笑い話にするわけにはいきません。むしろこれは深刻に受け止めるべき問題です。

つまり、現時点での福島第一原発のセーフティーネットは、ネズミ一匹によって破られたということです。

二重三重の安全策がすべて破綻して起きた2年前の事故の、反省も教訓も生かされなかったのでしょうか。
命綱ともいえる冷却設備に電力を供給する配電盤は、ネズミが出入りできる構造でした。
たとえ仮設のものではあっても、安全対策は完璧でなくてはならないはずです。

「4日間停電すると福島は今も危険な状態になる」ということも、今回明らかになりました。
しかし東電はこれを「4日間の余裕がある」とタカをくくって見せました。国も同調姿勢なのは2年前と同じ。

東電やお役所のことばかり言ってはおれません。日本人全体が、のど元過ぎて熱さを忘れていたのです。

そんな人間に対して、身を賭して警鐘を鳴らしたネズミ君には、あっぱれと言うほかありません。
感電して黒焦げになる以前から、彼はすでに大量に被曝して、満身創痍だったはずです。
放射線障害のために皮膚はただれ、視力を失い、最期の力を振り絞って、やっとの思いで配電盤に到達。
「人間たちよ、目を覚ませっ!」そう叫びながら、力の限り、電線に噛みついたのでした。
(三流ドラマおしまい)

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