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HPVワクチン問題
- 2013/05/18(Sat) -
「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」接種後の副作用が、問題になっています。
以前は「子宮頸がん予防ワクチン」とよばれ、先月から定期予防接種に加わったばかりのワクチンです。

連日報道されているのは、体の広範囲に痛みや腫れやしびれが生じて、歩行困難になった女子中学生の事例。
「複合性局所疼痛症候群(CRPS)」という疾患が疑われています。
HPVワクチン接種後のCRPSは、日本ではこれまでに3人に起きており、その確率は828万分の3です。

CRPSというのは、何らかの痛みがきっかけで交感神経が過剰に緊張し、疼痛の悪循環が広がる病気です。
ワクチン接種後に起きるCRPSは、ワクチンの成分ではなく、注射の針の痛みが原因と考えられています。

HPVワクチン接種とCRPSとの因果関係は、やや濃厚かもしれません。
しかし厚労省は、このワクチンの接種を継続する方針です。その理由は、
(1)828万分の3が多いとは言えない
ワクチンによるHPV感染症の予防の方が、相対的に意義深いということです。
(2)ワクチンの成分による副作用ではない
他の注射でも起こり得ることなのです。現に、インフルエンザワクチン接種によるCRPSの報告もあります。

HPVワクチンは、日本の一般的な他のワクチンとは異なり、筋肉注射をします。皮下注射より痛いです。
しかもこれを3回行います。1回目で痛みを経験した後の2回目は、さらなる恐怖を伴うかもしれません。
接種後に失神するケースが相次ぎ、かつて問題になったこともありましたが、これも痛みが原因でした。

HPVワクチンの定期接種対象は、中1から高1の女の子。針の痛みにもひどく敏感な年頃なのでしょう。
もっと痛みの少ない、または痛みの無い接種法は開発されないものでしょうか。

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