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オリンパス
- 2013/06/16(Sun) -
近所の映画館が、毎月14日は料金が1000円だというので、久しぶりに一昨日、映画を観に行きました。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」という、私の好きなジャンルの映画です。
その内容はともかく、原題に驚きました。“OLYMPUS HAS FALLEN” ですよ。
しかもロゴが、カメラ会社の「オリンパス」とそっくり。オリンパスの経営が心配になるタイトルです。

オリンパスというのは、ギリシャ神話で神々が住んだとされるオリンポス山の英語読みです。
映画ではホワイトハウスのことを、象徴的にオリンパスと言ったのでしょう、たぶん。

カメラ会社のオリンパスは、創業時の社名を「高千穂製作所」といったそうです。
高千穂といえば、日本神話で八百万の神が集っていたとされる地です。
創業者山下長が「神話つながり」で、同社のブランド名をオリンパスとしたことは、有名な話です。

高千穂製作所の、創業当初の事業の2本柱は、顕微鏡と体温計でした。
そのうち顕微鏡事業を推し進めるために、ちょうど90年前に、体温計事業は売却しました。
体温計事業を買収したのが、その2年前に北里柴三郎らが設立した「赤線検温器(後のテルモ)」でした。

オリンパスは、顕微鏡からカメラ事業と展開し、現在は内視鏡で世界のトップブランドです。
テルモは、体温計やカテーテルだけでなく、私が勤務医時代には毎日使った人工心肺回路のメーカーでした。

その両社の経営統合騒ぎが昨年勃発したとき、私は個人的には面白い合併話だと期待していました。
オリンパスは光学系に強く、テルモは流体系に強い。互いの得意分野が重ならず、補完し合えるからです。
しかし、テルモのラブコールも及ばず、結局オリンパスはソニーの支援を受けることになりました。残念。
ソニーは嫌いではないけど、たぶん医療のことはよくわかっていないような気がします。

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