大型加速器
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- 2013/06/23(Sun) -
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「下手の横好き」という言葉がありますが、「わからんくせに知りたがる」って言葉も提唱したい。
たとえば「反物質」とか聞くと、私の能力を超えていることは確実なのに、それを理解しようと試みます。 日経サイエンスなどを買って帰り、ページをめくって感慨にふけり、やがて目とページを閉じます。 今朝は新聞で「CP対称性の破れ」という文字を見つけたので、他のどの記事よりも先に読みました。 この「破れ」を説明する理論でノーベル物理学賞を受賞したのが、われらが小林・益川両博士です。 両博士の理論によって説明できるのはしかし、「破れ」全体の1000兆分の1以下だといいます。 私の理解も、おそらくそのぐらいの割合です。 宇宙関係で言えば、最近の話題は、次世代大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」でしょう。 あのヒッグス粒子を発見した、欧州の「CERN」をしのぐ、全長30kmの直線状の、史上最強の加速器です。 このILCを、世界にひとつだけ建造することが決まっているそうです。ぜひ日本に誘致して欲しいですね。 国内候補地は、九州(福岡・佐賀県境)と東北(岩手)の2カ所に絞られています。 個人的には九州に来て欲しい。九州人ですけん。だけど東北には復興の象徴という面があり、あなどれない。 建設費は8300億円だそうです。ユニクロの柳井正氏の総資産よりは、ずっと少ない。
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