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ワクチン枯渇寸前
- 2013/07/02(Tue) -
風疹予防のためのMR(麻疹/風疹混合)ワクチンが、本当に不足しそうな見通しです。

ワクチンが8月中に品切れになるかもしれない。そう厚労省が発表したことについては、以前書きました
しかし現実はもっと厳しく、実際の流通は今月中にも止まりそうな状況なのです。
9月以降にはメーカーの製造が追いつく見込みですが、8月に入ってワクチン接種が止まるかもしれません。
妊娠を希望する女性だけでなく、定期接種の対象者(1歳児と年長児)に接種できなくなるのも問題です。

ワクチンが、厚労省の試算以上のスピードで足りなくなりそうな原因は、以下の3つが考えられます。

(1)ワクチン接種の啓蒙活動が奏功した
(2)多くの自治体が接種費用の助成を始めた
(3)ワクチンが足りなくなると国が発表した

このうち(1)と(2)は、優先順位が高い人たちを接種に導く効果がありました。
妊婦の風疹感染による、先天性風疹症候群(CRS)発症の危険性は、広く知られるようになってきました。
任意接種料金は約1万円と高額なので、少しでも安く、あるいは無料になればありがたい。

しかし(3)には問題があります。解決策がないのに「もうじき足りなくなる」と発表するのは無責任です。

いま国がすべきことは、海外のワクチンを緊急輸入することでしょう。
すでに関東などでは、国内未承認のワクチンを個人輸入して接種する医療機関も増えているようです。
ところが国は、未承認の薬を使うことにはどうしても及び腰。

有効性よりも安全性を重要視し、疾病よりも副作用を怖れてきた、これまでのワクチン行政の繰り返しです。
ワクチンで確実に防げる病気なのに、輸入してまでは接種しない。欧米の人たちには理解不能でしょうね。

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