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ワクチン接種規制
- 2013/07/04(Thu) -
厚労省はついに、MRワクチンの接種を制限する動きに出ました。ワクチンが枯渇しそうだからです。曰く、

「今後、助成事業を開始しようとする市町村(特別区を含む。)又は都道府県にあっては、 接種の前に抗体検査を実施し、抗体価が十分でないと確認できた方を助成事業の対象とすること等について検討いただきたい」

厚労省から発せられたこの通知は、ワクチン接種費用を助成する自治体の動きを、牽制するものです。

つい先日まで世間は、「接種前にいちいち抗体価を確認するなど時間のムダ」という風潮でした。
ところがここに来て、「抗体価を確認せずに接種するなどワクチンのムダ」ということになるのです。

私も実は、抗体価の検査は必要だと思います。ただし、それは厚労省とは逆の理由です。
自分は免疫を持っていると思っていても、実際には抗体価が陰性の場合があるからです。

まず第一に、ワクチンで獲得した免疫は長持ちしません。だんだんと薄れていくと考えなければなりません。
たとえ風疹の罹患歴があったとしても、それが本当の風疹だったのかどうか、怪しい場合も多いです。
それどころか、本当に風疹に罹患した場合でも、終生免疫が得られるとは限らないのです。

いちど獲得した免疫は、追加免疫によって長期間維持されます。これを「ブースター効果」と言います。
これは数年ごとのワクチンの追加接種や、その感染症の自然流行への接触によってもたらされます。
ところが自然流行が減ってきた現在(今は流行していますが)、免疫は維持されにくくなってきたのです。

だから「自分は風疹にかかったことがある」と思っている自信過剰な人が、実はいちばん危ないのです。

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