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乗降客の情報
- 2013/07/26(Fri) -
ICカード「Suica」のデータを、JR東日本が利用者に無断で「販売」していたことが、問題になっています。

日立製作所に販売していたのは、乗降駅・日時・利用額・生年月・性別・識別番号といった情報だそうです。
このビッグデータを分析すれば、例えば駅周辺の商業開発を行う上で、利用価値は大きいでしょう。

「個人情報が特定できるデータは含まれていない」とJR東日本は言いますが、それは疑問です。

前述したデータのうち、「識別番号」というのが、どうも気になりますね。
これは「SuicaID番号を他の形式に変換したもの」らしいですが、ひとつのSuicaに固有の番号です。

となると、特定の利用者のデータを(それが誰かはわからないにしても)、追跡調査できることになります。

もしも、ストーカーが、ある人物を何日間かつけ回して、乗降駅と日時を詳細に調べたとします。
これを前述したデータと照合すればおそらく、対象人物の識別番号が特定できるでしょう。
となれば、その人物の乗降記録がすべて、白日の下にさらされることになります。これはいかがなものか。

本日、JR東日本に受付窓口が開設されたようなので、電話して尋ねてみました。好きですね、私も。

私「どうして識別番号まで販売する必要があるのですか」
JR「乗換えによる移動を把握するためには、識別番号の追跡が必要なのです」
私「なるほど。しかし継続的に追跡すると、個人が特定できてしまいませんか」
JR「日立製作所との契約では、そのような追跡をしないように規定しております」
私「契約に頼らずに、識別番号を1日ごとに変更する仕様にすればよいのではないですか」
JR「なるほど」

単独では個人が特定できない情報でも、複数組み合わせると特定できてしまうことは、原理的にあり得ます。

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